水で溶かして冷蔵庫に1日分を作り置きするアメリカの粉ミルク調乳法に驚愕
親友がアメリカに帰ってしまってさみしい。
いや、日本にいても親友の実家と我が家は新幹線距離だしお互い子持ちだし会いに行きにくいんだけどさ。
でも相変わらずLINEで育児トークしてるんだけど、昨日新たに衝撃的事実が判明してこれは書き残さずにいられない。
アメリカ式、粉ミルクの作り方。
- 哺乳瓶に水を入れる
- 規定量の粉ミルクを入れてよーく振り混ぜる
- 出来上がり!冷蔵庫で24時間保存可能だよ☆
えええー!!!!日本の常識からすると考えられない、、、日本の作り方は、
- 消毒した哺乳瓶に粉を入れる
- 一度沸騰させて少し冷ました、70℃以上のお湯を8割くらい注ぐ
- よく振って粉を溶かす
- 出来上がりの量までお湯を足す
- 軽く混ぜて完成!
- 体温くらいまで冷ましてから授乳する。作り置きや飲み残しは与えない。
この違い!!!!
っていうのが今日書いておきたかったこと。おわり。
っていうのはあまりに雑で信じてもらえないのもさみしいので、次にちゃんと証拠写真載せて解説(日本語訳)するよ。
まず日本の作り方を改めて詳しくみてみる。
産院で習うミルクの作り方もこの通り。ミルクメーカーのホームページでも詳しく作り方が解説されている↓
- 消毒した哺乳瓶に粉を入れる
- 一度沸騰させて少し冷ました、70℃以上のお湯を8割くらい注ぐ
- よく振って粉を溶かす
- 出来上がりの量までお湯を足す
- 軽く混ぜて完成!
- 体温くらいまで冷ましてから授乳する。作り置きや飲み残しは与えない。
(参考:ミルクメーカーのホームページ)
ちなみに規定量と授乳回数まで事細かに書いてあるのが日本の粉ミルクだ。
この細かさを頭にいれて、アメリカ式を読んでみてほしい。
アメリカ式調乳法
粉ミルクの箱の説明書きの写真。
できるだけ直訳してみるとこんな感じ。
赤ちゃんの健康を守るためにこの注意書きを守ってください。粉ミルクを作るときは、衛生的な調乳手順と保存方法を守ることが大切です。誤った使い方は赤ちゃんの健康に深刻な被害をもたらす恐れがあります。一度煮沸してから冷ました水を使うべきかどうかや、哺乳瓶や乳首等を消毒する必要があるかどうかについてはかかりつけ医の指示に従ってください。
- 手や器具をよく洗う
- 清潔な哺乳瓶に4液量オンス(約120cc)の水を入れる
- 粉ミルク一袋(16.4g)を そっと哺乳瓶に入れる
- 哺乳瓶に蓋をしてよく混ぜ、乳首とリングをつける
- 授乳開始後、1時間以内に使い切れなかった分は廃棄する
保存方法:調乳したミルクはすぐに飲ませるか、蓋をして冷蔵庫に入れ、24時間以内に使用してください。未開封の粉ミルクは常温で保存し、高温を避けてください。
警告:粉ミルクは無菌ではありません。未熟児や免疫系に問題のある乳児にはかかりつけ医の許可なく与えないでください。ミルクを温めるのに電子レンジは使わないでください。やけどの恐れがあります。
赤字にした内容を意訳すると、
「普通の健康的な赤ちゃんなら、哺乳瓶を消毒する必要も、煮沸した水を使う必要もないよ」
ってことだ。これで、丸一日冷蔵庫に作り置きし、赤ちゃんにあげる前に温めて飲ませるのがアメリカの常識らしい。信じられん。。。
実際に親友も、前日の夜に粉ミルクを水溶きして冷蔵庫に入れておき、次の日の保育園に持参して登園するらしい。
あと、このミルクメーカーのホームページに調乳に煮沸した水を使う場合の作り方も解説されていた。
箇条書きの2番だけ日本語訳すると、
2.煮沸後の水は、調乳前に室温まで冷ましてから使いましょう。沸騰したお湯を使うと粉が固まったり、ミルクの栄養が損なわれる恐れがあります。
アメリカの粉ミルクは煮沸した水を使う場合も、「水で溶く」必要があるらしい。
ちなみに日本のミルクは「70℃以上」のお湯であればいいらしい。100℃でもいいって産院にいたミルクメーカーの社員さんが言っていた。突沸してやけどすると危険だから、沸騰させて、一呼吸置いてから使ってほしいとは言ってたけど。
「粉ミルクの授乳は3時間以上間隔をあける」のも日本だけ?
ちなみにアメリカの粉ミルクには「標準的な授乳量」も載っていないらしい。
アメリカにも「乳児の母乳必要量」みたいなデータはあって、そういうのを参考にしながら、ミルクの量と授乳回数はママが決める。3時間以上あけるべし、なんて親友は医者にも言われたことないらしい。
日本は産院で「ミルクは消化悪いから3時間以上あけてね」って教わる。(で、さっき10ccしか飲んでないのに、それでも3時間あけなきゃいけないのかな、、、、って神経質な日本のママは悩む。)
アメリカの乳児の母乳必要量のデータ、日本の粉ミルクの標準使用量にくらべて、少なめだ。やっぱり日本の粉ミルクに書いてある量、多いよね。。。。
おわり。
関連記事だよ。これも良ければ読んでね。
【追記】驚愕!とか言いながらよく考えたら日本でも同じようなことやってたわって話↓
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