東大卒主婦の毎日

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必要に応じて自主的に勉強できる人間は最強【我が家の教育理念まとめ】

今日も子供の教育について考えていることを書きたい。 

もう今日でDWEの一連の話はホントにおわりにする。笑

kirinshimauma.hatenablog.com

ディズニーの英語システム(DWE)の一連の記事の中で、

「こんなことしても英語ができるようになんて絶対ならないから、うちはやらないよーん」 

みたいな話を書きすぎた気がするのでその弁明というかなんというか。

じゃあ我が家はどうすんのよ的な話。

 

★☆★

「母国語方式で、0歳から日本語だけじゃなくて英語も教える」

っていうやり方の根底にある考え方の話なんだけどさ、こういうやり方をする親の多くが、

「自分が学生時代に英語の勉強で苦しんだ。苦しい勉強をしたわりに、できるようには全然ならなかった」

「子供には英語の勉強で苦しい思いをさせたくない」

みたいに考えて、

「じゃあ我が子には0歳から、遊びながら、英語に親しんで母国語とおなじように学んでもらおう」

っていう結論に達してDWEを始めるんだよねたぶん。

で、子供に「英語漬けの環境」を与えて管理する。

これはこれで筋の通った一つの考え方で、このやり方を否定するつもりは全くないんだ。

けど、私の考え方は少し違う。

 

★☆★

上記のやり方は、多めに見積もって「日本語と英語の2言語のみ」に成り立つやり方だ。

「英語も日本語もフランス語も中国語もロシア語も」なんてことはできない。

あるいは、「英語も数学も古文漢文も物理も世界史も」みたいな広げ方もできないよね。

つまり何が言いたいかって、DWE方式では英語は勉強しなくてももしかしたら堪能になるかも知れないけど、応用が効かないよね。

子供は「英語漬けになるように厳密に計算された環境の下で管理された」っていうことに過ぎないよね。これで英語だけはできるようになれば、まあいいのかもしれない。

でも私は欲張りだから、自分の子供にはもうちょっと上を目指してほしいというのが思い描いてる理想なの。

 

★☆★

「もうちょっと上の理想」。

これを説明するために、まずはこのブログの過去記事に対して、読者さんからいただいた2つのコメントを紹介したい。

「必要に応じて勉強できる」ってのが最強

「正しい自主性を伸ばすって、教育で一番大事なこと」 

 ここなんだよね私の理想とする境地は。

子供が、

  • 「勉強しなきゃ」って自主的に思ってくれて、
  • 自ら必要なことを勉強してくれさえすれば、

親が0歳から英語を叩き込まなくたって、英語はできるようになる。

英語に限らず、中国語だって、数学だって、なんだって応用が効く。

引用したコメントの中にあるように、

「言うは易し行うは難し」だからさ、具体的な方法論は全然わかんないけど。

でもこの理想だけはしっかり持っておきたいなと思って。

 

「DWEで英語漬けにする」っていうのはさ、「英語が苦労せずできるようになる」っていう側面からみるといいことなんだけど、

「子供を厳密に計算された英語漬けの環境下で管理して育てる」っていう一面もあって、そう考えると、

「管理されないと何も出来ない人間が育ってしまう危険性もあちこちに」

出てくるんじゃないかなぁ。

 

★☆★

自分自身を振り返ったらどうなんだろうね。

私はわりと自主的に自分で勉強しなきゃと思っていろんな勉強をたくさんやってきたと今までの人生を振り返って思うんだけど、

小学生の頃は親に言われて渋々勉強してた記憶もたくさんある。

海外にいたときなんかさ、学校の宿題もなくて時間はあったから、

  • 日本から送られてくる日能研の通信教育
  • 父親と英語の勉強&数学の勉強

やらされてたよ。

数学は覚えてないくらい小さい頃から父親に教えてもらって何年も続いてて、高校の数学ⅠAのさわりくらいまでやった。因数分解とか2次関数とか。小学生で。

帰国して学校の勉強が忙しくなって、中学受験もしたから父親との勉強も立ち消えになって。

数学に関してはほぼ全部忘れちゃって、ぜんぜん得意科目にはならなかったし楽しくもなかったんだけど当時は。

でも今振り返ってみると、「勉強をする習慣づけ」みたいな意義は大きかったのかなぁ。

父親に教わった先取り数学の恩恵とは断定できないけど、「勉強しなきゃ」みたいな思考が自然と身についた。

そしてめっちゃ勉強はした。

その結果高校も大学も首席卒業して今に至る。

 

★☆★

だから親がある程度勉強しなさい、って言って、子供を管理下においてあげることも、時には有効なのかもしれない。

けど子供の性格によっては勉強嫌いになったりするかもしれない。

 

だからさ、どうしたらいいか、っていうのは結局、

  1. 子供を信じて
  2. 子供の様子を見ながら
  3. 適切にサポートしてあげる

っていう超漠然とした抽象論になっちゃうんだけどさ。

 

「必要に応じて自主的に勉強できる人間は最強」

 

だし、勉強って楽しいし必要なことだよね。っていう視点で捉えられる子供になってほしいなぁ。

やっぱりすべては事象の切り取り方だ。

おわり。

 

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