言葉の意味を深く深く考えられる大人には育ってほしいよね
まだディズニーの英語システム(DWE)の話ひっぱるのかい、って自分でもちょっと呆れるんだけど、なんかいろいろと考えさせられちゃって。あと2-3日書くかも。笑
ええと、何から書こうかな。とりあえず、ブックマークしといたらいいかも?って書いたこの記事ね↓
何人かブックマークしてくれているし、DWEに興味がある読者さんのために、昨日のふわっとした夢の商人の話を補足する具体的な話もちょっとしておこうかなぁ。
本当にDWE契約したいと思ってる人は昨日の記事も今日これから書くことも読まずに、アドバイザーさんを家に呼んで、教材見せてもらって、夢を語ってもらって、背中を押してもらって、勢いで契約したらいいと思うんだ。
DWE契約して、使いこなした先には素晴らしい世界が開けることも、もちろんあるからね。すべては個人差だよ個人差。
★☆★
というわけで、ふわふわした夢を100万円で売りに来たお姉さんの話なんだけど、
この記事まで書いて、質問事項をまとめて、万全の準備でお迎えして、質問したんだよ。
DWE無料体験で聞きたいポイント箇条書き
- 毎年の新規契約者数
- 毎年のDWE卒業生の数
- DWE卒業生の年齢層
- 毎年のワールドファミリークラブの会員数
- ワールドファミリークラブ会員の平均継続年数
- ワールドファミリークラブ会員の1年未満での解約率
- 古い教材と最新の教材はどこが違うのか
- トークアロングカード、ミッキー&ミニーマジックペン、Q&Aカードを長男に触らせてほしい
- DWEを新規で契約したときに来る教材の量と取り組ませ方
- 0−2歳の子供が楽しんで見ているDVD、小学生には内容が幼稚では?
- 子供が飽きちゃったらどう続けさせるか
- 週末イベントの開催頻度と対象年齢
- DWE卒業後のフォローアップ
- 自分がDWEを契約する決め手になった理由
- 子供の反応はどうか、子供に見られる変化は?
- 毎日の取り組ませ方
- 何年継続しているのか、子どもは飽きたりしないのか
- DWE卒業はしたのか・卒業する見通しはあるのか
- 卒業後の子供の英語力の維持管理方法
この質問に対するアドバイザーさんの具体的な反応なんだけど、そもそも、(実体のよく見えない)夢とか概念的なものを売り込んでるわけなので、
- 基本答えてくれないか、
- 視点のずれた答えがかえってくるか、
って感じなのよね。
最初の6つの質問なんかさ、教えてくれたのは、
「毎年の卒業生の数は500人くらいです」だけだよ。これだけ教えてくれたって数字的にはなんの意味も持たない。
全体の契約者が1000人なのか、100万人なのかで意味がぜんぜん違うのにね。
「どこまでお客様に数字をお見せしてもいいのか本部に問い合わせたのですが、まだ返事が返ってこなくて。。。」だそうです。
そう、私は予めメールで「DWEの教材の内容だけじゃなくて、事業規模にも興味があるから、契約者数の推移も教えてください」って頼んだんだ。そしたら、そのメールには、
「2015年以降のデータならお見せできます」って返事が返ってきた。で、実際に見た資料に書いてたのは、
- 毎年のイベント開催数(2000回位)
- 毎年のイベント参加者数(20万人前後かな)
- 毎年の卒業生数(500人くらいだ)
- 卒業生の年齢構成(4-23歳くらいで平均10歳)
だったかな。契約者数とかは「本部に聞かないと開示できない」んだって。
こっちは予めメールまでして「聞きたいです」って言ってるのに、
「まだ本部から開示の許可メールがかえってきません」だって。
(本部に電話して聞けよそれくらい、っていうのは心の中のつぶやき)
★☆★
イベント開催数だってさ、「全国で合計2000回」とか聞いてもあんまり意味ないんだよね。
北海道から沖縄まで全イベントに参加できるわけじゃないからねえ。
「うちの周りでの開催頻度はどれくらいなの?」っていう質問に対しては、
「車で30分圏内くらいなら3ヶ月に1回、もう少し足を伸ばせるなら2ヶ月に1回くらいかな」ってそこはめっちゃ具体的な答えが返ってきた。
「3ヶ月に1回って少なくない?」って聞いたら、
「いやいや、3ヶ月に1回もいけば十分ですよ〜」だって。イベントいいですよーってめっちゃ宣伝してくる割には、そのくらいの頻度のものなのか。じゃあさ、
「そのイベントの対象年齢は?」っていうのが次に聞いたこと。
「赤ちゃん対象のものだったり、小学生が楽しめるものだったり、いろんな種類のイベントが代わる代わる開催されます」だって。
「じゃあ、例えば、赤ちゃん連れの我が家が参加できるイベントの開催頻度は?って考えると、3ヶ月に1回よりももっと少ないですよね?」
「そうなりますね。田舎だとどうしてもね、、、田舎は学校が選べない分、DWEのユーザーさんの数はすごく多いんですけどね。。。」
だってさ。
「DWEのユーザー数」って単語が出てきたのでちょっとそっちに気を取られて、イベントの話はここまでになっちゃったんだけど。
まあとにかく、田舎だとイベント参加は1年に3回とかの頻度になりそうなイメージだ。
(あんなにイベントいいですよーって宣伝してくるのに。)
★☆★
「DWEのユーザー数」って単語が出てきたからそっちが気になって食いついちゃった。
「うちの周りはDWEやってる人多いってことですか?」
「そうです。田舎だとどうしても英語塾とかも少ないので、選択肢が狭いんですよね。なのでDWEは田舎のユーザーさんが多くて、このあたりは全国5位の契約数なんですよ!」
5位だったか8位だったかなんだったか忘れたけど。
(「都道府県別の契約者数の順位」っていうのは開示してもいい情報なんだね、やっぱり統計学的な分析はいろいろやってるよね。でも開示できる情報はほんの僅かだよね。ふーん。なんて思ってたら具体的な順位は忘れちゃったんだ。)
ここまではさすがに聞く勇気がなかったんだけど、
「契約数が全国トップ10に入るような地域ですら、イベントに参加できる頻度は1年に数回になっちゃうの?その頻度でしか開催されないイベントを『年間2000回開催!参加者20万人以上!』なんて言ってがっつりセールスしていいものなの?」
っていうのは思った。
具体的なイメージに落とし込めば落とし込むほど、現実味は薄くなるDWE。
★☆★
というわけで、英語育児もいいもんだとは思うんだけど、そんなことより、こういうセールスの言葉を客観的な視点からきちんと読解できる日本語力を子供につけさせたいなと思ったよ。
言われたことをふんふんそうなのか、って聞くだけじゃなくて、「つまりそれってこういうことだよね?」って、聞いたことを自分の言葉に置き換えて、具体的な事象として捉える言語能力というか。
★☆★
日本語力の話で、
英語も日本語も同時に教えたら、どっちも中途半端になるんじゃないの?
っていう疑問は多分DWEユーザーの質問あるあるなんだろうね。これは「そんなことありません」って詳しく答えてくれた。
「英語の言語回路」っていうのは「日本語の言語回路」とはまったく別のところに作られるから、「英語の言語回路によって日本語の言語回路が圧迫される恐れ」っていうのはないんだって。
DWEが作ってるブログにも詳しく書いてあったよ↓
このブログの主張は、
小さい子供が日本語と英語を混乱することは絶対にあり得ない!
だそう。一方で、例えば
DWEやってるからか、日本語がなかなか出てこないんだけど、、、って心配する声ももちろん現実的にはたくさんあるし、この質問に対する回答の中で、
仕事柄、留学生やバイリンガルなどにたくさん出会うのですが、バイリンガルに相談すると、やはり小学生くらいまでは混乱してた、とか、バイリンガル環境の弟や妹は4歳まで一言も話さず皆心配したが急に話しだした、などの経験談を聞きました。
っていう話が書いてある。
「脳科学ウソじゃん!!」っていうことが言いたいんじゃなくてさ、要するに
「個人差」
だよねこれ。たぶん。
2言語を流暢に操る子もいれば、言葉が遅れる子もいれば、日本語と英語が混乱して混ざる子もいる。
DWEの立場的には、「個人差があって、言葉が遅れる場合もありますが、2言語を流暢に操る子もいますよ」なんて言いにくいから、
「脳科学的に言語の混乱はありえません。むしろ日本語の言語能力も発達するからこそ5歳で英検2級が取得できる子もいるんですよ」
っていう模範解答があるんだろう。きっと。
★☆★
我が子がどうなるかわかんないし、個人差のことなんて考えても意味ないから、この部分だけは、DWEの主張を全面的に信用することにして、うちもゆるゆる自己流英語育児はやろうかなって思ってる。
やってみてああダメだなこれは、って思ったらやめればいいだけだ。
って考えるとうちはやっぱり100万円の先行投資はできないな。
まあ英語だろうが日本語だろうが3カ国語でできようが、言語はなんでもいいんだけど、やっぱり何らかの言語で、言葉の意味を深く深く考えられる大人には育ってほしいよね我が子も。
100万円の夢を衝動買いしないような大人に。笑
(考えて考えて100万円の夢を買う選択をするならいいことだし、その夢を実現する努力をすることは素晴らしいことだ。そこだけは誤解しないでね。)
おわり。
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