絵本も動画もそれぞれのメリットを享受すべし
昨日の記事で、
「Youtubeでガンガン世界を広げている長男」って書いたのでその詳細についても少し書いておこうかと思う。
Youtubeとかタブレットをぽんと子供にまるごと与えると何がいいかって、
子供が何に興味を持っているかがわかる
っていうことが一つ。
いろんなコンテンツの中から子供自身が選びとるからね。
大量のDVDと本とおもちゃをギュッとコンパクトにまとめて手渡すみたいなもんだ。
例えば長男は
「30までの数字当てゲーム」
をこのごろよくやっていて、30までの数字の形と英語の読みをほぼ完璧に覚えているようだ。
「数字の歌」もYoutubeでよく見ている。
で、タブレットで学んだことが実生活で気になりだし、カレンダーとか時計とかタイマーとかの数字をよく読み上げているし、
クッキーの枚数を数えたりしている。
「いま何時?」なんて質問もしょっちゅうだ。
数の概念をタブレットで学び、面白くなってきたんだなぁなんて思う。
★☆★
概念的なものを学べる
っていうのがタブレットの強みでもあると思う。
先述の数の概念もそうだけど、今ならクリスマス(少し前ならハロウィン)の動画がYoutubeにたくさん入ってくる。
それを見て長男は急に「クリスマスの雰囲気」を理解したみたい。
うちにクリスマスを題材にした絵本は5冊くらいあるんだけど、Youtubeのクリスマス関連動画に親しんでからというもの、これらの絵本を読んであげると、
「これ、クリスマスのお話!」と言うようになった。
やはり絵本だけでは「クリスマスの世界観」なんて壮大なものは伝わりきらないのだ。
それが動画になって、しかも何本も違うものが関連動画として次々に出てくるYoutubeを見ることによって、漠然と「クリスマスの楽しそうな雰囲気」を理解したみたい。
「もうすぐクリスマス?」とクリスマスを指折り数えて楽しみにしている今日このごろ。
Youtubeで楽しい世界を知ることができてよかったね。
季節に応じた新しいコンテンツがたくさん入ってきて、その雰囲気を知ることができるのもYoutubeならではじゃないだろうか。
まあテレビとか見せててもある程度は知ることができるのかもしれないけど、
「クリスマス関連の動画だけを片っ端から選んで見る」みたいな選択はできないよね。
★☆★
動画だとその世界観まるごとを見せてくれる分、自分で想像を働かせる余地がない。
でも、関連動画をたくさん見て、「クリスマスの世界観」の様々なパターンを知ることで、自分の頭の中でオリジナルの「クリスマスのイメージ」が構築されていくんだと思う。
だから、クリスマスを題材にした絵本を見たときに、自分の頭の中と照らし合わせて、
「このお話もクリスマスだ!」みたいな分類が自分でできるようになったんじゃないかと思っている。
「これも犬」「あれもイヌ」「だからこれも犬だ!」みたいな、モノの分類のもっと高度なやつ。概念の分類ね。
絵本は情報が動画に比べるとものすごく限定的だから、自分で想像を働かせることができるというメリットがある一方で、その世界についての知識がまったくないと、絵本の世界観が理解しにくいっていうのがデメリットだ。
動画は絵本と性質が真逆。
世界観は固定されて想像の余地がないけど、全く知らない世界観を知ることができる。
だから「絵本の読み聞かせはいいけど動画はダメ」っていうんじゃなくて、
「絵本も動画もそれぞれのメリットを享受すべし」
だと思うのよね。
自分の興味の赴くままに関連動画をたくさん見れるのはYoutubeのメリットでもあるから、
「Youtubeばっかり見て・・・」って子供を叱るのは、
もちろん必要な時もあるんだけど、そうじゃなくて、
「お、また自分の興味の世界を広げてるな」って肯定的に捉えてあげてもいい。
で、子供の興味が社会的に好ましくない方向にいかないように、コンテンツの内容を吟味してあげることこそが親の役割なんじゃないかとやっぱり私は思う。
だから視聴時間の問題じゃないんだよYoutubeは。
親が管理すべきはコンテンツの中身。
視聴時間を制限することももちろん必要な時もあるんだけど、
視聴時間の制限=子供の興味関心を伸ばす妨げになる可能性がある
っていうことは常に念頭に置きたい。
おわり。
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