自動調理家電を使って料理する時に求められる料理スキル
昨日ヘルシオを使ったら使用回数1000回目のファンファーレが鳴った。
「もはや殿堂入りですね!たくさん使ってくれて本当にありがとうございます!」
みたいに喋ってくれたよ。
だからというわけじゃないんだけど、今日はヘルシオみたいな、
「自動調理家電を使って料理する時に求められる、料理スキル」
について思うところをちょっと書いてみたい。
ヘルシオとか、あるいは炊飯器なんかもそうだと思うんだけど、ボタンさえ押せば自動で調理をしてくれるから、
「すごく簡単に料理ができる」はずなんだけど、使いこなせない人も多い。
ヘルシオを使ってやれば、材料を揃えたら、あとはヘルシオに入れてスタートボタンを押すだけなのに、これができないから、料理は鍋をガス台にかけて作る。
せっかくヘルシオがあるのに、電子レンジとしてしか使わない。
↑みたいな話について思うこと。
自分が実際に手を動かす内容という観点からだけ見たら、
「ヘルシオのスタートボタンを押す」という方が、「鍋とガスを使って何か料理を作る」よりも遥かに簡単だ。
じゃあ、「ヘルシオのスタートボタンを押すこと」の何が難しいかっていう話なんだけど、
「どのボタンを押していいかわからない」ってことなんだよね。
それに対して鍋とガスを使って料理する場合は、レシピの本を見れば具体的に何をどういう順番でどういう風にやれば料理ができるのか、全部書いてあるから、そのレシピ通りにやればいいだけ。
つまりこれは、例えば、
「ヘルシオで肉じゃがを作りたいけどどうしたらいいか」っていうことを考えるのと、
レシピの本を見てそのレシピ通りに鍋で肉じゃがを作るのと、どちらが簡単か、っていうこと。
後者の方が自分で手を動かさなきゃいけないことは多いんだけど、この方が、
何も考えずに手順通りにやればいいから簡単なんだよね。
ヘルシオの使い方を思考錯誤するよりも、鍋とガスを使って決まった手順で手を動かせばそれでできるんだからいいじゃん的な考え方。
まぁそれはそのとおりなんだ。
だからこそ、機械にもできちゃうんだ。こういう「手順が完全に決まった仕事」って。しかも、
「具体的に決まった手順の仕事を、ミスなくこなす」っていうことは、機械の方が人間よりもどう考えても上手だ。
だから今は色んな仕事が機械化されて、昔は人間の仕事だったことがどんどん機械に奪われている。
★☆★
機械の方が人間よりも上手に出来ることってすごく多い。
自分で肉じゃがを作るよりヘルシオに作ってもらった方が、じゃがいもは煮崩れないし、にんじんやたまねぎはめちゃくちゃ甘くなっておいしい。
ルンバに掃除してもらった方が、私がやるより丁寧だ。
食器も食洗機で洗ってもらうと、新品の食器のようにピカピカ輝く。
だからさ、こういうきまりきった手順の仕事はできるだけ機械にお願いして、私はその機械が働くことによって得た時間で、
「どうやって炊飯器で美味しく朝ご飯を作れるか」とか、
「ヘルシオのどのボタンを押せば、私の望むような料理をうまく作ってくれるか」みたいな、
「漠然としたゴールだけが見えていることの、具体的な手順を考える仕事」をやってる。
★☆★
考えながら書いてたら、話の筋がなんだかずれてきちゃった。
けど、かきたかったのは、
「抽象的な目標みたいな、概念的なものを具体的な手順に落とし込む」みたいな種類の料理スキルがヘルシオを使うのには必要だってこと。
「料理スキル」というか「レシピ開発のスキル」って言った方が正確かもね。
おわり。
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