東大卒主婦の毎日

東大を首席で卒業した主婦が日々の記録をつけるための日記です。ブログ「東大卒主婦の頭の中」も遊びに来てね→https://kirinshimauma.com

東大首席が「英語勉強法」に関して思うことを雑に書いたよ

 

kirinshimauma.hatenablog.com

 昨日のこの記事に関連して、「0歳からの英語教育」に関する自分の考え方をもう少し整理していきたいと思う。

考えながら書いていくから想定どおりに行くか、書いてみないとわからないんだけど、今日は、

  1. 自分の英語勉強法の振り返り
  2. 田舎の専業主婦でも、英語を日常的に使う現代社
  3. 自分の子供の英語教育をどのように考えているか
  4. 英語が得意な一人の母親の視点から、DWE教材はどう見えるか

みたいなことを書きたいなと思っている。

というわけで一つずつ書いていくね。

1.自分の英語勉強法を振り返って

私の両親は英語の先生だ。

私は小学生の頃、父の仕事の関係で、海外に1年だけ住んでいた。小学校5年生のときだ。

英語圏の現地校に通うために、小学4年生から英語を親に教えてもらった。

小学校4年生当時、私の英語に関する知識といえば、「アメリカってみんな英語しゃべるの?イギリスも?オーストラリアも?カナダも?ふーん、英語っていろんな国の人がつかうんだねぇ。アメリカが英語って初めて知った!!」的な感じ。

英語圏に引っ越すよ、って言われて初めて「英語」っていう言語の存在を知ったということ。親の職業が英語教師であることも当時は知らなかった。

小学校4年でゼロから英語学習をスタートした私に与えられた教材は、簡単な文法の教科書と、英語の小説が教材。

うちの親は、毎日必ず小説の中の数行を暗唱させ、暗記したものの書き取りをさせていた。

 

★☆★

海外に住んでいたのは1年だけだし、親がかなり熱心に教えてくれて、中学高校時代も、質の高い英語教育を受けていたからこそ、英語が得意科目になった。

だから私の中では、英語は自然に身に着けたものじゃなくて、勉強してできるようになったものだと思っている。

勉強を重ねていく中で、

  • 意味はわからなくてもとにかくいろんな文章に触れ、丸暗記すること
  • 英語に触れている時間を増やすこと

が重要かなというのが経験的に思うことだ。

意味が分からなくても大量の文章を聞くなり読むなりしていると、「日本語で説明はできないんだけど、英語としてそのまま理解できる」みたいな不思議な状態になる。

最後に私自身の英語力だけど、

  • 小学校6年生で英検2級
  • 中学生で英検準1級
  • 会社員時代に受けたTOEICは970点くらい

客観的な指標でいうとこんなかんじかな。

高校のときに受けた英検1級は面接で落ちたし、会社員の時に会社で受けさせられたから何回か受験したTOEICも、満点は難しかった。

でも英語で書かれた専門的な学術論文を読んだり、英語のラジオを聞いたりするのにはあまり不自由は感じない。

2.田舎の専業主婦でも、英語を日常的に使う現代社

いや別に、英語を全く使えなくても、ここは日本だ。何一つ不自由なく生きてはいける。

ただ、英語が使えた方が楽しい。

最近はアメリカの離乳食とか粉ミルクに関する話に興味を持ったので、英語のサイトをいろいろ見て勉強した。具体的にはこの辺の記事を書くにあたってそれなりに調べた。

 

kirinshimauma.hatenablog.com

 

kirinshimauma.hatenablog.com

kirinshimauma.hatenablog.com

 まぁ別に知らなきゃ知らないで全然OKな話ではあるんだけど、アメリカの情報とかにも自由にアクセスできて、自在にほしい情報が取ってこれたら、育児に煮詰まっちゃうこともないよね、ってかんじかな。

インターネットがこれだけ発達して、世界中の情報を得ることが簡単になった。

情報の取捨選択が難しいっていう話はまた別にあるんだけど、とにかく英語を自在に使えるかどうかで、得られる情報の量と、情報の処理スピードに俄然差がでてくるんだ。

 

日本で専業主婦やってても感じるくらいだから、まあなにやるにしても、英語はできたほうが人生楽しいよね、と思っている。

3.自分の子供の英語教育をどのように考えているか

これも含めて書きたかったんだけど、4を先に書いてたら時間なくなっちゃった。明日書くね。

【追記】書いたよ↓

 

kirinshimauma.hatenablog.com

 

4.英語が得意な一人の母親の視点から、DWE教材はどう見えるか

ここからやっとディズニーの英語システム(DWE)の話に入るんだけど、

英語を自分が今までずっと勉強してきて思うのは、

「とにかく耳から繰り返し英語を入れることが一番大事」

だと思うのよね。で、この私が一番大事だなーと思うポイントをDWE教材は見事に押さえている。だから、DWEは良い教材だと思う。

もうちょっと詳しく書くと、

「繰り返し&暗記」

っていうところをDWEはホントに重視していて、同じ英文・同じ単語が、

  • ストーリー形式で
  • 歌(と踊り)中で
  • 応用問題で
  • Q&A方式で
  • 別のDVDで復習形式で

ほんとに何度も何度もでてくる。

しかも単純な繰り返しではない。

  • 子供が飽きないように、
  • 応用力もつくように、
  • 微妙に形を替えて、
  • それでも子供が「前にでてきたものと同じだ」と認識できる程度に原型をとどめながら、

何度も何度も繰り返される。この手法がすごい。

たとえば、お話の中で「風船」が題材として取り上げられている。

そして「風船」がでてくる場面では必ず「風船の歌」がセットになって流れる。

  • いろいろな形・色の風船をふくらませる場面によって「色・形」に関する英単語を紹介したり、
  • 風船を持って誕生日パーティーに行くお話に発展したり、
  • 全然別の、サーカスのお話の中で再び風船が登場したり、
  • 「ミッキーの風船は何色?」みたいな問いかけをお話の途中に挟み込んで子供の注意をひいたり、

子供は何度も何度も、「風船」と「風船の歌」に触れ、自然に覚えてしまう。

「風船」の例に限らず、すべてがこんな感じ。ほんとによく設計されているなぁと感心する教材だ。

繰り返し耳から入れて丸暗記させる方法っていうのは、文法的に難しい文章を扱うときにもめちゃめちゃ有効。音として頭に入ってる文章っていうのは文法的にどうのこうの考えなくても、聞いたまんま単語だけ自分の思う通り入れかえて使えば使いこなせる。

DWEはこのへんもうまーく考えていて、「泥棒は誰だ??」みたいなテーマの中で、

  1. 「ゾウさんが泥棒した可能性はあるだろうか?」
  2. 「キリンさんが泥棒である可能性は?」
  3. 「カンガルー?」

みたいな感じで「Could it have been....?」の構文を何度も何度も出してきて、同時にいろんな動物の名前まで覚えてもらっちゃおう!みたいな意図まで見える。

「泥棒の歌」ももちろんあるよ。

 

★☆★

これがDWEだ。

とにかく繰り返し。

手を替え品を替え何度も何度も。

その分、使える単語数には制約があるから、おそらく子供が触れる単語数は少ないだろうなとは感じる。

だからDWEだけやってても、自在に英語が使いこなせるようにはたぶんならない。語彙が少なすぎる。例文数にも(基本的なところはかなり網羅されてる感じはするけど)限りがある。

単語集とか我が家にない他の教材で補えるのかもしれないけど。

だからDWEだけでやるとしても、「膨大な数の教材を子供にまんべんなく触れさせる」親の努力は必須なんじゃないかな。

あと口語表現も少ないから、いわゆる「日常会話」も難しそう。

 

我が家の中古教材から受ける印象はこんな感じだ。無料体験当日に来てくれた担当者さんにこのあたりの話もしてみたい。

その上でどんな勧誘を受けるか。うまい表現が見つからなくて、言い方悪くてごめんだけど、

  • 100万円を契約させ、
  • 開封のままの教材がゴロゴロ中古市場に出回り、
  • 20年以上教材の中身は変わらないにもかかわらず、
  • 新規契約者の獲得に成功しているからこそ会社はずっと存続している

「ディズニーの英語システム」を支える「悪質な」勧誘方法がどんなものか、実際に体験してみたい。

 

本文の執筆に時間をかけすぎて読み直す時間がない。いつも以上に荒削りだけどごめんなさい。とりあえず公開して、あとから気づいたところは修正していくつもり。

おわり。

 

↑1日1回、読んだらポチッと押してくれたら嬉しいな!

↑ブログも遊びに来てね!