言葉はよくわかんないけど、みんないい先生だ。
アメリカで子育てするの、おおらかじゃないとやっていけないなぁー
ってほんと思うんだけど、そういう話ばっかりここに書いてる気がするけど、さっき、寝てる間に来てた親友からのLINEにいろいろ考えさせられてしまった。またここに貼ってもいいかなぁ。このごろLINEの写真貼りすぎな気がするけどごめん。日本で暮らしてると得られない、その視点が面白いんだよ。(ちなみに親友は日本人だ)。
しかもまだ親友に返信もしてない。既読スルー状態。今日のこの記事は親友に向けた返信も兼ねてるつもり。
アメリカの保育園の話だ。
「 第一希望の保育園に空きが出たから転園できる!
お迎えも楽だし、保育料の負担も減る!やったー!!」
って趣旨の話だと思う。
日本の話に置き換えると、家の近くの認可保育所に空きが出たからそっちにうつるよ!みたいな感じだろうか。
それ自体はうんうんよかったねーって話だ。
っていうこの話の本筋からずれたところに突っ込んでもいいかなぁ。
今の保育園はインド系の先生が多くて、英語が母国語じゃないから、何を言ってるのかわかんないときがある
さすが人種のるつぼのアメリカ。英語を母語とする先生があんまりいない保育園なんてあるんだね。
次に転園する保育園はネイティブスピーカーが多いって書いてるから、保育園のカラーというか、運営する会社?が違うと、そこで働く先生たちのバックグラウンドも違ってくるんだろう。
アメリカでは、「英語を母語としない外人の先生ばっかり」の保育園に自分の子供を預けて働くのも普通なんだ、、、ね?
これを日本の状況に置き換えて考えてもいいかなあ。
★☆★
日本は
- 保育園落ちた
- 保育士が足りない
- 保育園も足りない
- 待機児童
- 保育士の給料が安すぎ
- 保育料高すぎ
みたいなことが問題になっている。
これらの問題は全部、
「人件費のあまりかからない外国人労働者の先生がたくさんいる保育園」
をたくさん作れば解決するんじゃないの?
って思ったりするわけ。
でもここには致命的な問題があって、
「日本語を母語とせず、カタコトの日本語で何言ってるのかよくわかんない時もある。けど、みんないい先生ばっかりだよ。」
なんていって預ける日本のママがどれだけいるんだろうか、ってこと。
★☆★
少し前に、大津市の保育園でお散歩中の園児の列に車が突っ込み、園児が亡くなる、という痛ましい事故があった。
園児たちはただ信号待ちをしていただけなので、保育園の先生たちにはなんの過失もない。
なのに、(事情を詳しく知りもしない人たちが、)「園児たちを適切に誘導しなかった保育園の先生たちも悪いのでは?」と騒ぎ立て、それをうけた保育園は、
「今後はお散歩連れていくの、やめた方がいいのでは?」みたいな議論がおこる国。
それが日本だ。
もちろん、事故の再発防止のために議論が尽くされるのは良いことだ。こんな事故あってはならない。
けれども、神経質に騒ぎ立てるのはなんだか違う。
人に自分の子供 を預ける以上、その人のことを全面的に信頼してドーンと構えるくらいの方が、預ける側も、預かる側もハッピーだろう。
★☆★
子供は大切な存在だ。
だからこそ、神経質になるのもよくわかる。
私が専業主婦をやっているのも、
「子供を他人に預けてまでやりたい仕事がない」からだとも言えるかもしれない。
しかしながら、だ。
子育て以上に大切な仕事なんてこの世の中にあんまり無いんじゃないか、と思っているからこその専業主婦なんだけど、そうなんだけど、
毎日神経質に子供を見張って、子供の食事内容や普段の過ごし方まで神経質に考えてるかっていうと、決してそんなことはない。
「子供も母も楽しく毎日過ごせればそれでいいよね」
くらいにしか思ってない。危険がなければまあなんでもいい。
危険がなければ、っていうのもかなりゆるくて、石油ストーブの安全柵もとっちゃうくらい。
もちろんちゃんと子供を観察してはいる。
次男はまだ動けないからストーブに触りようがないし、長男は一度触って手を火傷した経験があるので絶対触らない。慎重な性格の長男のことだから、本人がめちゃめちゃ気をつけてるのもよく分かる。
だから、危険な石油ストーブの安全柵を撤去しても危険じゃない、っていう判断になるわけ。
話があちこちに行き過ぎて今日も何がいいたいかわからない。
交通事故に合う可能性があるから散歩にいかない、みたいな判断は、やけどする可能性があるから石油ストーブの安全柵を外さない、っていう判断と同じだ。
危険なポイントだけちゃんと抑えてれば、もっと自由でいいんじゃない?そこまでやることを「過保護」っていうんじゃない?
先の保育園だって、赤信号で道を渡るのは危険だし交通ルール違反だから信号待ちをさせてただけだ。これ以上の対策なんて考える必要ないし、保育士の責任を問わなくてもいい。
「言葉はよくわかんないけど、みんないい先生だから」といって、外国人労働者の先生たちが働く保育園に子供を預けて働く親が、日本でも増えるといいなと思う。
「今の保育園はインド系の先生が多くて、英語が母国語じゃないから、何を言ってるのかわかんないときがある」
「でもみんないい先生だから転園は寂しい」
なんて言いながら異国の地で子育てをする友人のおおらかな生き方に、同じ日本人としていろいろ考えさせられる。
「カタコトの外人保育士ばかりの保育園」が組織として成立しているアメリカという国の包容力にも。
おわり。
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